2014年天候を語る


本日の一杯は長野県佐久市「ぶんぶん」の紅の豚でした。

 

 

 

 

 

 

今日は2014年度の雨に関してお話させていただきます。
今年は特に、「雨」に悩まされた年でした。

 

・雨天が多くなれば日照不足に陥り、軟弱なレタスの出来上がりです。
・雨and低温が続けば苗の発芽率も落ちてしまいます。
・雨は土壌中の病原菌を跳ねあげ、レタスに付着すれば病気のもとになってしまいます。
・その病原菌を防ぐため、雨天前にはトラクターで防除に入らなくてはなりません。
・雨天ではぬかるみにより、作業効率がグッと落ちてしまいます。
・足場の悪い作業によりマルチを破いてしまえば、今度はそこから雑草が生えてしまいます。
・出荷においては段ボールを濡らさぬよう、細心の注意を払わなくてはなりません。
・場所によっては水たまりやぬかるみによって車の出入りさえ制限されてしまいます。

 

ざっと羅列してみましたが、こう書いてみるとろくでもないやつですよね。雨ってやつは…
今回は2014年度と2013年度の雨量のデータをまとめてみましたので、今年の雨の憎たらしさを数字で理解してもらえればと思います。

 

 

 

まず、梅雨の時期
⑬6月10日~7月6日 日数:【26日】
⑭6月5日~7月22日 日数:【47日】
ど、どういうことだってばよ!

 

~⑬6月~
雨天【15日間】
合計雨量【217.5mm】
~⑭6月~
雨天【19日間】
合計雨量【143mm】

き、去年に比べれば…

 

~⑬7月~
雨天【13日間】
合計雨量【60.5mm】
~⑭7月~
雨天【17日間】
合計雨量【153.5mm】

やれやれだぜ

 

~⑬8月~
雨天【8日間】
合計雨量【89.5mm】
~⑭8月~
雨天【21日】
合計雨量【150mm】

わけがわからないよ(◕‿‿ ◕)
ちなみに、この8月は30年に一度の歴史的日照不足と言われていました。
それだけではありません。川上村一部地域では雹が観測され、出荷を控えた作物に甚大な被害をもたらしました。
また、この時期のレタスは植えてからおおよそ40日程度で収穫できるようになります。つまり、8月に植えた超日照不足のレタスが収穫を控えた9月頃はというと・・・
川上村一帯、ザ・レタス不足です。

皆さんも9月にお店にならんだレタスの値段には驚愕したのではないでしょうか?

 

そしてそして、生育の遅れによって出荷のタイミングが遅くなり、レタスの産地移行を皮切りに市場にレタスが溢れ出す。消費者大歓喜の、バーゲンセールですね。(泣)

 

 

ざっとではありますが、今年の川上村はこんな天候でした。
私はラーメン屋へ行くと、無駄に替え玉を3玉追加したりします。1玉で満足感はあるのですが、悪乗りして暴食してしまうことが多々あります。
そう。何が言いたいかというと、何事も程々、腹八分くらいがちょうどいいですよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胃袋も雨も。

山崎でした。。。