こんにちは、福永です。
晴れました。
たまった外仕事を片付けようとみんな張り切っているのがよくわかります。
太陽の下で汗かきながら仕事ができることが嬉しいです。
一緒に働いているラクアーのみんなは本当に真剣で真面目で面白くて、みんなと一緒に仕事ができて本当に幸せだと感じる今日この頃です。
私は、4月末を持ちまして、ラクエを卒業します。
5月からは、同じ長野県内ですが、他の農家さんのもとで有機農業を勉強させていただくことになりました。
ラクエ卒業が決まってから約1ヶ月半、いろいろと考えることがありました。
私はこの一年でどれだけ成長したのだろう?
一年前の私と今の私は何が違うのだろう?
なぜ私は農業を仕事に選んだのだろう?
私はラクエでちゃんと役に立つ人間であっただろうか?
ヤマコウとDを見ていると、ラクエに来たばかりの頃の自分を思い出します。
まだ半人前ですらない私ですが、一年前と比べると出来ることは格段に増えました。
特に、仕事に対する気構えやコミュニケーションをとる力はラクエにいたからこそ身に付いたスキルなのではないかと思っています。多分性格というか、雰囲気も多少変わりました。元気になったと思います。
ラクエで私は人間的に大きく成長したのではないかというのが私の結論です。
素敵な仲間に囲まれて、毎日面白く過ごして、繁忙期は本当に毎日つらかったけど、辛かったなりに得たものはありました。
きっと、今やっと「仕事としての農業」のスタート地点に立てたのだと感じています。
一年前、何の能力も経験もない私を拾って下さったのはラクエです。それは篠原社長であり、ラクアーのみんなであり、川上村という場所でした。
そしてラクエで成長させていただいたからこそ、新しい出会いとチャンスとを掴むことができたのだと思うのです。
私にとって農業とは、生きる術です。
都会で生活していた頃は、溢れる情報に踊らされて流されて、既存の価値観に惑わされて、生きることがものすごく複雑に見えて、どうして生きているのかが分かりませんでした。
でも実は、人間は衣食住が満たされてさえいれば生きることが出来るのです。
生きることは実はとても単純で、それに気付かせてくれたのは「農」という営みでした。人と関わり繋がりながら、生きるための食べ物を生産するという営みでした。
私はそれに気付いてからは、都会で生活していても、情報に囲まれたとしても、自分を見失うことはありません(生きにくいとは未だに感じますが)。
私の心は誰よりも自由です。何が起こっても、それは誰かのせいではなく自分が選んだ道だからです。
だから私は農業をしているのだと思います。
これからはもっといろんな人と繋がって、いろんな人の生き方や価値観を知りたいです。
文章がそんなに得意でないので、読みにくいかと思います。申し訳ありません。最後のブログなのでちょっと深く突っ込んでみました。
ラクエ勤務終了まであと5日あります。
ラクエに成長させていただいたご恩返しが少しでもできるよう、精一杯やりきろうと思います。